ピックボール リターン
ピックボール リターン基本ルール(リターンの基礎)
1. サーブはノーバウンドで打てない
ピックルボールでは、「ダブルバウンドルール(2バウンドルール)」があるのが特徴です。
サーブを受ける側(レシーバー)は、
必ず1度バウンドしてからリターンしなければなりません。
つまり、
サーバー側もリターンが返ってきたあと、バウンドしてから打つ必要があります。
✅ この2バウンドルールにより、ネット前に急いで詰めすぎることが防がれ、ラリーが安定します。
🏓 リターンの打ち方の基本
1. ボールをよく見る
サーブは基本的に下からくる軌道なので、
バウンドの高さを見極めて「上がり際」を狙うのがコツです。
2. 深めに返す
理想は相手コートのベースライン付近にリターンを打つこと。
→ 相手が前に出てこれず、守りに回る形になります。
3. スライス(軽い下回転)を使う
軽くスライスをかけると、ボールが低く伸びて
相手のサードショット(3打目攻撃)を難しくできます。
🧠 戦術的ポイント
1. リターン後はすぐネットへ前進
バウンド後にリターンしたら、できるだけすぐにキッチンライン(ノーバレーゾーン)まで移動。
これはピックルボールの最重要戦術の一つ。
前でプレッシャーをかけることで、相手の攻撃力を削げます。
2. 相手の弱点サイドへ
相手が右利きなら、バックハンド側を狙うと崩しやすいです。
コートのサイドラインギリギリを狙うとリスクはありますが、有効。
3. リターンは“準備の一部”と考える
リターンそのものよりも、
「リターン → 前進 → ポジションを取る」流れを意識するのが大切です。
つまり、リターン=攻撃の布石です。
🚫 よくあるミス
ミス 原因 改善ポイント
打点が高すぎてアウト バウンドの頂点を待ちすぎる 上がり際を打つ
ネットにかける 下半身が止まっている 打つと同時に一歩前へ
前進が遅い 打ったあとに立ち止まる 打った瞬間に前進を開始
浅いリターン 力を入れすぎてスピンが消える スライス気味でコントロール重視
🏋️♀️ 練習のコツ
相手の深いサーブを想定して練習する
1歩前に出ながら打つ練習(前進のタイミングを体に覚えさせる)
深く返すコントロール練習を意識(的を置くのも◎)
💡まとめ
ポイント 内容
打ち方 バウンド後に打つ(2バウンドルール)
目標 相手ベースライン近くへ深く返す
戦略 打ったらすぐ前進してネットを取る
コツ スライスを使って低く伸ばす
