ピックボール サードショット
サードショットとは？💡 意味
「サードショット」とは、
サーブ側チームが打つ3打目のショットのこと。
1️⃣ サーブ →
2️⃣ 相手のリターン →
3️⃣ サードショット（自分たちの3打目）
⚖️ なぜ重要なのか？
ピックルボールでは「ダブルバウンドルール」があるため、
サーバー側は最初の2打目までネットに詰められません。
よって、3打目は「後方から前へ出るきっかけ」を作るショット。
つまり、サードショットは👇のどちらかの目的を持ちます。
種類 目的
🩵 サードショット・ドロップ ソフトに落としてネット前へ進む
🔥 サードショット・ドライブ 強打して相手を崩す
🩵 サードショット・ドロップ（最重要技）
🧭 目的
相手コートのノーバレーゾーン（キッチン）内にやさしく落とす。
→ 相手が攻撃できず、ラリーを中立化できる。
⚙️ 打ち方の基本
サーブ後、ベースライン付近で構える
バウンドしてから打つ（ノーバウンド禁止）
ラケットを下から上へ、スムーズにすくい上げるようにスイング
力を抜いて「山なりの弧」を描く
✅ コツ
フォロースルーを短く、ラケット面をやや上向きに保つ
ボールがネットギリギリを通るイメージ
打った瞬間に前進し、キッチンラインへ移動
❌ よくあるミス
ミス 原因 改善策
ネットにかける ラケット面が立ちすぎ 面を少し上向きに
浅くなって叩かれる 力が入りすぎ 手首を使わずスイングで打つ
高すぎてスマッシュされる 振り上げすぎ 弧を低めに意識する
🔥 サードショット・ドライブ
🧭 目的
相手のリターンが浅い場合に、強打でプレッシャーを与える。
→ 相手の体勢を崩して4打目で優位に立つ。
⚙️ 打ち方
リターンの高さを見て「肩より低い」打点で打つ
コンパクトなスイングで、直線的な弾道を狙う
相手のバックハンド側を狙うと有効
✅ コツ
打ったあとにすぐ前進して詰めること
ドライブだけで終わらせず、次にドロップへ切り替える展開を意識
🧩 戦術的な考え方
状況 選択するショット 理由
相手のリターンが深い サードショット・ドロップ 攻撃を防ぎ中立化する
相手のリターンが浅い サードショット・ドライブ 攻撃的に崩す
相手が前に詰めている ドロップで足元を狙う ボレーを封じる
相手が後方に下がっている ドライブ 体勢を崩す
🏋️♀️ 練習法（おすすめ）
ドロップ練習（1人または壁打ち）
→ ネットギリギリを通して相手コートのキッチンに落とす練習。
サードショット→前進の連動練習
→ 打ったら3歩でキッチンラインへ移動。
ドライブとドロップの切り替え練習
→ 相手のリターンの深さで判断する練習をする。
💡まとめ
項目 内容
目的 攻撃を防ぎ、ネット前の主導権を握る
重要ショット サードショット・ドロップ
打点 バウンド後、腰の高さ付近
コツ 力を抜いて、やさしく山なりに
成功後の動き 打ったらすぐキッチンラインへ詰める
